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【趣旨について】

20世紀の戦争の惨事が今も尾を引いている現在、貧富の差や文化の違いなど、人類を分け隔てるさまざまな溝が新たな深まりを見せています。これから半世紀の間に90億に達する世界人口が、悪化している自然環境の中で平和に暮らしていくには、これまでの人類になかったほどの協力態勢が必要でしょう。戦争は幾世代にもわたる傷を残し、自然環境や経済、社会体制といった大切なものを軍事目的のために二次的な価値に下げてしまいます。もはや、戦争は許されない“ぜいたく品“なのです。

しかし、戦争の原因となりうるような事柄が今の世界に多すぎます。グローバル化と共に、貧富の差が拡大し、相互理解が伴わない利害関係がはびこっています。また、人口が増えているにもかかわらず、環境破壊によって、人類を支える資源が乏しくなっています。過去の紛争による偏見や反感が現在の利害関係や競争を悪化させる心配もあります。

ロゴス平和研究会はどのような争いの芽があるかを見る目を培うことを目的としています。研究と現代のニュース報道も参考にし、争いの要因となるものを見極め、平和維持の方策を求め、平和を求める人と連携しながら、研究・活動を促進することをめざします。

平和は、戦争がないということだけでなく、互いを人間として認め合い尊重しあい、平等でかつ協力態勢が伴う連帯から生じるものであるという信念で活動します。

方法について
国家や民族の相互理解、経済体制と紛争の関連、過去の争いによる傷の癒しなど幅広いテーマを取り上げ、できるだけしっかりとした研究に基づいて正確な把握をした上で、具体性のある結論を出す方針です。

参加者の発表や、知識や経験のある人を招いての活動を進めていきます。



●前期日程:2002年4月16日から2002年7月9日 毎週火曜日 全13回

●後期日程:2002年10月1日から2003年1月14日 毎週火曜日 全13回
    (ただし、12月24日と12月31日は休みとします。)

【時 間】午後7時から9時
【場 所】名古屋市昭和区南山町1 カトリック南山教会(電話 052−831−9131)
     マリア館2階 集会室2
【参加費】無料
【主 催】南山大学ロゴス・センター(電話&ファックス 052−833−3110)
【講 師】M.シーゲル(神言会士、カトリック司祭)
(ロゴス・センター館長、南山大学社会倫理研究所非常勤研究員)

これまで3回の内容
1.戦争の原因を考える(I)=M.シーゲル
2.戦争の原因を考える(II)=M.シーゲル
3.日本国憲法第9条(および前文)と有事3法案=会員による研究発表
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今後の内容
5月14日:南アフリカ共和国におけるアパルトヘイトとその後の「真実と和解委員会(TRO, Truth and Reconciliation Commission)」の活動
       =南アフリカ共和国出身で南山大学の講師を勤めている方
5月21日:「旧ユーゴスラビアで何が起こったのか」(仮題)
       =南山大学助教授 リチャード・ジップル師(歴史学専攻)
以上

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