アムネスティ日本支部 <webmaster@amnesty.or.jp> <http://www.amnesty.or.jp/> 昨日、日本で三人の囚人が秘密裏に処刑されたと、アムネスティ・インターナショナルは死刑執行に言及した。 「日本では直前まで囚人に処刑を知らされることもなく、家族に今生の別れを言うことさえ許されていない。これは人間の尊厳を踏み躙るものだ。死刑は廃止しなければならない」とアムネスティは訴えた。 死刑執行は昨年12月に森喜朗氏が首相となって以来、初めてである。また、国会の閉会の前日、内閣改造の直前を見計らって行われた。 アムネスティはこの6月6日と9月5日に処刑の恐れがあると声明を発表しているが、日本政府は何の反応も示してこなかった。 アムネスティは最も基本的な生きる権利の侵害として死刑に反対している。また、死刑は残虐で非人間的、品位を傷つける処遇の究極として、全ての処刑を停止し、これまでの全ての死刑を減刑し、死刑廃止に向けて必要な措置をと るよう日本政府に訴えている。 1989年11月から1993年3月まで、事実上の処刑停止期間があったが、この間、処刑停止に特に異議を唱えるものはいなかった。 名古屋拘置所で死刑を執行された宮脇喬さん(57歳)は三人を殺害したとして1989年12月に判決を受けて以来、約11年間を死刑囚として過ごし、死刑が確定したのは1994年3月のことだった。 藤原清孝(旧名:勝田清孝)さん(52歳)も名古屋拘置所で処刑された。八人を殺害したとして1986年に死刑を宣告された。14年9か月を死刑囚として過ごし、死刑が確定したのは1994年7月。 大石国勝さん(55歳)は福岡拘置所で処刑された。三人を殺害したとして1983年5月に死刑宣告を受けた。17年8か月を死刑囚として過ごし、死刑確定は1995年4月のこと。 「このような隠密で冷酷、かつ恣意的な死刑の運用を止めるようアムネスティは日本に訴えている」とアムネスティは語った。 |